わ行
 
   
  
わかいもの(若い者) 関取でない力士のこと。一人前ではない若い者。似たような言葉に、取的、ふんどしかつぎ。”ウチの若い者”といえば”自分の部屋の若手力士””オレの若い者”といえば”自分の付け人”のこと。”若い衆”ともいう
わかいものがしら(若者頭) 幕下以下の力士の監督、稽古の指導をするほか、本場所の取組の進行係をやるのが主な役目だが、その他雑用がなにかと多い。明治のころまでは準年寄の待遇であった。定員は12名以内と決められている。最近は元幕内や十両経験者もいる。定年65歳
わきがあまい(ワキが甘い) ヒジを横腹に強くつけて、相手のハズや差し手を防ぐのを「ワキが堅い」といい、それと逆に、すぐ相手に差されるのを、ワキが甘いという
わり(割り) 取組のこと。転じて取組表のこと
わりかえし(割り返し) あらかじめ決められていた割りを、休場力士などが出たときに、急ぎ変更すること
わりば(割り場) 行司が割りを作成する際などに使用する部屋のこと