ら行
    
  
りきしかい(力士会) 十両以上の力士で構成している会。定期的に本場所前に開かれる。役員は選挙によるが、会長は先輩横綱が選ばれることが多い。会の目的は、力士生活の向上と相撲道の研鑽で、力士の立場から協会へ提言することなどを相談したり、引退する力士の生活などを互助するなど、労働組合のような役割を持っている。他に同様の行司会がある
れきだいよこづな(歴代横綱) 58代横綱・千代の富士貢、62代横綱大乃国康というように、横綱にはっきりと代数をつけることを発案したのは12代横綱の陣幕久五郎であった。富岡八幡宮境内に横綱碑を建てる寄付金を募集するために、明治28年ごろ、初めて明石から16代西ノ海まで列記した歴代横綱一覧表を作成、発表した。その後、歴代横綱の代数が世人の口端にのぼりはじめ、次第に広く使われるようになった
れんごうげいこ(連合稽古) 一門等の間で、場所前など、合同して行う稽古。あちこちから一ヵ所に関取衆が集まるので、その土俵は、いよいよ華やかに熱気をおびて、激しい稽古が展開される